エンディングノートで終活をサポート 雪渕行政書士事務所

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行政書士プロフィール

行政書士 雪渕 雄一(ゆきぶち ゆういち)

行政書士 雪渕 雄一(ゆきぶち ゆういち)

当事務所ホームページを訪問していただき、ありがとうございます。
代表の雪渕雄一と申します。私が事務所を開くまでの経緯を駆け足でまとめてみました。私と同様に高齢者の親を持つ同世代の方の参考になれば幸いです。

奈良県で生まれ育って、20歳で東京に出てきてIT企業に就職しました。
25歳で妻と結婚。子供には恵まれませんでしたが、共働きで収入にも不安がなく、四季折々に旅行、海外にも10数回出かけました。特に海辺のリゾートと国内の温泉巡りが一番の楽しみで、仕事以外はどこへ行くにも二人一緒でした。

ところが、結婚生活もいよいよ20年を目前にして、これまで風邪すらひいたことのなかった妻が難病指定されている呼吸器系の不治の病にかかっていると診断され、肺の移植を受けるしかない重篤な状態となり、さらにドナー待ちをしている間に病変が広がり、残り半年の余命宣告を受け、それよりも早く他界してしまいました。いつも手をつないで歩いていた左側にもう彼女はいません。

職場に復帰し、気持ちを新たに司法書士の受験勉強を始めました。妻の相続のときに近所の司法書士さんにお世話になった際、相続・不動産登記に興味を持ち、近い将来の独立開業もぼんやり視野に入れていました。その後、過労の末に睡眠障害、自律神経失調症となり、そんな中でも司法書士の勉強をしていましたが、両立は無理だと考え、妻他界の2年後に長年勤めた会社を退職し、司法書士受験勉強に専念しました。

そして、いよいよ司法書士受験まで残り数ヶ月という時期に、実家の奈良で暮らす母が脳梗塞で倒れ、一緒に二人で暮らしていた父は当時すでに認知症を発症しており、見守りが必要だったので、弟が大阪に家族と暮らしていましたが、身体が空いている私が実家に戻って両親の介護を行なうことを決めました。
つまり、実態としては介護離職状態となったわけです。

父の認知症症状は、被害妄想、記憶障害の上に徘徊もあり目を離せない状況で、母の病院に一緒に連れて行く日々が数ヶ月続き、実家での司法書士受験勉強は断念しました。母は後遺症で左半身麻痺が残りながらも退院できるまで回復し、父と母二人の要介護認定を受け、デイサービスとショートステイ、ヘルパーさんを利用した母と父の同時在宅介護生活が始まりました。家計のやりくり、財産管理、ヘルパーさんが来ない日の食事の支度、母の排泄介助は日中も夜中も、私が1人でやりました。さらに母の世話をしている間に父がふらっと出ていくことは日常茶飯事で、探しに出かけても見つからないこともあり、何度も警察のお世話になりました。その後、母は脳梗塞後遺症で認知症症状も現れ、けいれん発作で何度か入退院を繰り返すうちに食事も摂れなくなり、発症から2年後に他界しました。

母の介護に要する時間が空いたこと、そしてそう遠くないであろう父の死後を考え、私が自宅に戻って仕事をするための準備をしようと、今度は行政書士の受験勉強を始め、幸いにも司法書士で勉強した法令科目の内容が頭に残っており、一発合格できました。

行政書士というカードで何ができるだろうか?妻そして両親の介護、看取り、相続の経験は、同様な境遇にある高齢者やそのご家族の役に立てるはず、特に介護の備えをしておけば、私のような介護離職者を減らすことができるはず!そう考えて、父が老健に入所したことをきっかけにして、約5年間におよぶ実家での介護生活にピリオドを打ち、シニア世代のサポートを主要業務として現在の事務所を開きました(知人からは「おまえ、よく復活できたなぁ」「ただでは起きないヤツ」と言われました)。

こんな私のことを、終活関係の活動で知り合ったルポライターさんが、東洋経済ONLINEで記事(55歳「孤独死」の危機から立ち直った彼の告白)にしてくださいました。(2019年1月6日掲載)

【私がお役に立てる4つのこと】

  • 将来に不安を感じている高齢者やご家族の相談役(終活コンサル)
  • 認知症発症前の対策(任意後見・家族信託・生前贈与)
  • 相続を"争族"にさせません(遺言作成・相続手続支援)
  • "もしもの時の備え"の大切さを啓蒙します(終活セミナー開催)

啓蒙活動の一環で、40代から親と始める『もしもの時の備え』というブログを開設し、介護のこと・成年後見制度・終活・遺言・相続など様々なテーマの記事を投稿しています。

さいごに。雪渕という苗字はインターネットで調べたら全国に7世帯しかないらしい珍しい名前です。初めてお会いした方と名刺交換をすると「綺麗なお名前ですね!やっぱり北国とか雪国のご出身なんですか?」とほとんどの方に聞かれます。違うんです。「奈良県なんですよ、実家と私と弟家族で3世帯、残りも関西圏のようで、多分、他の世帯も親戚なんだと思います。変わった苗字だから悪いことをするとすぐわかってしまうのが玉に瑕ですが、覚えてもらいやすい苗字なんです」と自己紹介をさせてもらっています。

プロフィール

履歴・職歴

昭和35年奈良県生まれ
奈良高専(機械工学科)を卒業後、東京でメーカー系ソフトウェア会社に就職
同社退職後、家族の介護生活を経て、現事務所を開設

保有国家資格

行政書士
2級FP技能士
ネットワークスペシャリスト(情報処理)

興味のある分野

終活、社会福祉
(国民年金法、厚生年金法、高齢者医療確保法、介護保険法、健康保険法、国民健康保険法について勉強しています)

趣味・好きなもの

露天風呂付き客室のある温泉旅館を探して一人まったりとするのが好きです。
アート鑑賞でギャラリーさん巡り、時折購入。心がざわつく作品を発見した瞬間、それとお店のスタッフさん、作家さんとお話できる時間は楽しいです。
事務所にお気に入り作品を飾ってます。事務所近隣でアートラバーの方、ご相談とかなくとも、事務所へおいでください。アート談義しましょう!!

事務所案内

事務所名 雪渕行政書士事務所
代表者 行政書士 雪渕 雄一(ゆきぶち ゆういち)
所属 日本行政書士会連合会 登録番号 第14091339号
神奈川県行政書士会川崎北支部所属 会員番号 第4754号
所在地 〒216-0004 神奈川県川崎市宮前区鷺沼1丁目11番地14 鷺沼パレス903号
電話番号/FAX 044-948-8818(電話受付は営業時間内)
メールアドレス メールアドレス
こちらのお問い合わせフォームよりお送りください。
ホームページ http://office-yukibuchi.jp/
営業時間 月~金 午前9時から午後6時まで(メール、FAXの受付は24時間)
※休業日及び夜の営業時間外も、事前に連絡いただければ柔軟に対応いたします
休業日 土曜日、日曜日、祝祭日、夏季休業、年末年始休業
取扱業務 個人の方の終活関連ご相談、事業主の方のご相談、個別書類作成のご相談
守秘義務 当事務所が業務上知り得たお客様の個人情報やご相談内容等を第三者に漏らすことは決してございません

事務所地図

雪渕行政書士事務所

〒216-0004 神奈川県川崎市宮前区鷺沼1丁目11番地14 鷺沼パレス903号
【電話/FAX】044-948-8818
【最寄り駅】東急田園都市線「鷺沼」駅
【最寄り駅からの案内】正面口改札を出て、下記地図の赤い線に沿っておいでください(徒歩3分)
          「ビル入口」から入り、エレベーターで9Fに上がった、すぐ右横903号です

最寄り駅からの地図

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